こんにちは、鑑定士村野です、3月11日は震災から7年

テレビのニュースなどで津波の映像や地震後の崩壊した建物の映像を見ると

我が家の7年前の状況にフィードバックしてしまいます。

家の中はどこもかしこも壊れ、足の踏み場もなくなり

食器などもすべて割れ、水、電気が止まり

数日間、車の中で生活を余儀なくされました。

家族を亡くされたり、家がすべて壊れてしまった方を考えれば

家族命があっただけでもありがたい事です。

しかし我が家もいろいろな面んで相当なダメージがありましたが

いちばんは、やはりパパの心が折れた事

ちょうど私は仕事で留守、まだ幼い娘を必死で守ってくれましたが

目の前でモノが壊れる光景、壊れる音はかなり精神的にはきつかったようです。

数日は必至だったため、自分たちの気持ちに気が付くことはありませんが

数週間が経ち、少し落ち着きを取り戻すと、パパの心に大きな影が残ってしまったのです。

そこから数年別人のように、元気がなくなってしまいました。

震災後数年はいろいろな問題を抱え、大変なこともありましたが、

この出来事で、我が家の考え方は変わり、多くの見直しをすることが出来ました。

自分自身、自分のダメなところ、嫌なところを改善したいと思っていても

正直なかなか変われないのが正直なところですが、これぐらい衝撃的な事があると

どんなことでも変われるというか・・・変わらざる終えなくなります。

人は辛い時こそ変われるチャンス、つらい事を超えた後、神様からのプレゼントがやってきます。

我が家も多くの方に助けていただきながら、やっと落ち着いた生活を散り戻すことが出来ました。

しかし人間ついつい忘れてしまい、目先の悩みや不安に目がいき、心が揺さぶられてしまいます、

命ある事に感謝して、日常を幸せに送れるように心の余裕を持ちたいものです。